10月21日に開催されたJ2第39節・松本vs水戸で、水戸の細川淳矢選手がJ初ゴールを記録しました。細川選手は今季途中から水戸に加入したDFですが、昨シーズンまでは仙台に所属。2006年の11月19日にはJFA・Jリーグ特別指定選手としてサテライトでの川崎F戦に出場し、DFながら2得点を記録しました。うち1点はオーバーヘッドキックによる派手なゴールでした。そして彼はその1週間後に国立競技場でJデビューを果たすことになります。同年を含め、守備のユーティリティープレーヤーとして6シーズンに渡って活躍してきた選手でした。そのため、元チームメートも細川選手が水戸に加入してからのプレーぶりをチェックしていることが多く、今節のJ初ゴールを祝福しています。
2007年に仙台に新卒で加入した田村直也選手も、プロ生活の「同期」である細川選手のゴールをうれしく思う一人です。「水戸が試合に負けてしまったのが残念だけれど、彼のゴールはチームにとっても大きかったと思います。彼自身にとっても、今後に向けて大きかっただろうし。ホソ(細川選手)からこちらには『優勝してくれ』とも言われています。同期としてホソの活躍は本当にうれしいし、自分も彼に負けないようにゴールのチャンスをモノにしたい」。互いの活躍を励みにして、田村選手もJ1の優勝争いでチームに貢献することを目指しています。
(仙台担当 板垣晴朗)
2012/10/25 08:05