終盤戦では、警告の累積がポイントとの1つとなります。累積3回目の警告を受けている選手は、出場停止のことも意識するかもしれません。18日に行われた試合前の共同囲み会見では、累積警告が3の上本大海選手に、報道陣からその点について「気になりますか」と質問がありました。
それに対し「驚きました」と答えた上本選手。その心は「ここまで出場を続けていて、まだ三度しか警告を受けていないというのは初めてなので」という意外な回答でした。ただし、「無理をしてのファウルが以前より減ったということでもありますし、チームメートたちがなだめるなどして助けてくれることもあって、まだ3枚でストップがかかっていると思います」と続きます。
次は激しい試合展開も予想される浦和との上位直接対決ですが、それを前にして上本選手は「もちろんファウルはしたくないけれど、それを恐れてプレーが消極的になるのではなく、相手の攻撃のリズムを作らせないことをまず考えたい。自分が(警告を)もらって出場停止になっても、今までのように代わって出る選手が、変わらないプレーをしてくれます」と意気込んでいます。気迫の守備で、今節も存在感を発揮してくれそうです。
(仙台担当 板垣晴朗)
2012/10/19 19:27