1年でのJ2降格は屈辱的ではある。しかし、すべてがネガティブかと言われればそうではなく、降格が決まった第32節・FC東京戦が終わった直後に生じたゴール裏のサポーターからの声援がそれを物語っている。結果を見ればブーイングが起こってもおかしくはなかったし、普通に考えればそれが妥当だ。しかし、送られたのは拍手であり、止むことのないエールだった。なぜだろうか。それは、サポーター自身がこの1年間の戦いを見てきた中でチームの成長を実感し、湘南ベルマーレというチームに輝かしい未来を感じ取ったからにほかならない。
(12/26発売2013年イヤーブック、「エル・ゴラッソ 2013 J1総集号」より)
(BLOGOLA編集部)
2013/12/25 20:04