最終節を終えて勝ち点55で7位。ホーム9連勝、リーグ戦5連勝、そして川又堅碁の23得点と、いずれもクラブJ1新記録を飾るフィニッシュとなった。
「いいシーズンだった」と、三門雄大は振り返る。「数字はもちろんですが、ゴール付近をみんなで崩したり、ゲームを自分たちのリズムでできるようになったことが楽しい」と、チームの成長を語った。
ここまで導いてくれた柳下監督については「外国人選手やベテラン選手を優遇することなく、言うべきことは言う。(本間)勲さんやウチさん(内田潤)がやっているなら、俺らもやらなきゃとなる」。そうして誰1人サボることなく、毎日120%の力で取り組んだ成果で、ファンを喜ばせ続けてくれた。
練習最終日の9日、見学に訪れたサポーターの前に選手が整列し、礼。三門は「1年間応援ありがとうございました」と感謝を伝えた。(新潟では珍しく)冬とは思えない青空の下、今年を締めくくるにふさわしい、晴れやかな光景だった。
(新潟担当 野本桂子)
2013/12/10 12:05