本来はシーズンのクールダウンに使われるこの時期、石崎信弘新監督の早めの現場入りの効果で、練習場ではゲームや対人で球際の激しい攻防が見られている。
「シーズン中です。まだ終わってないです。続いてます。シーズン中です」と鋭い眼光で話すのは石井秀典。
ここまでで感じるチームの方向性を聞いてみると、「少ないタッチでボールを回すということと、前線からしっかりプレスをかけていくこと。明らかにそういうのは見えている。1タッチでできるならどんどん1タッチでというようなことが求められているので、もっと状況判断を早くしなければ。ゆっくり回すというよりは、前に、速く、シンプルにというのがメイン」と解説した。
また、ゲーム形式での攻防が激しくなっていることについては、「フラットの状態だとみんな思っているので、少しでも試合に絡めるようにと頑張っていると思う」とチーム内が新たな競争状態にあることを示唆した。
山形の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(山形担当 佐藤円)
2013/12/04 19:53