16日に行われた天皇杯4回戦のC大阪戦、前半で負傷した菊地直哉に代わって後半からピッチに立ったのはキム・ジョンヤだった。これが5月22日のナビスコカップ第7節・大分戦以来、実に約半年ぶりの公式戦のピッチとなった。
そのことについて話を聞くと「久々でしたけど緊張はしなかったし、楽しかった。ただ、普段やっているメンバーとも違ったし、相手も違った。練習試合とも当然、違うし、『このタイミングで出てくるんや』ってドリブルやパスの体感スピードが違いました」と難しさがあったことを明かしてくれた。
それでも「やっぱりピッチで勝つ瞬間にいられるのは普通にうれしかった」と笑顔も見せた。CBにけが人が相次ぐ中、今節は先発の期待もかかるが「自分自身のためにもやらないとダメやし、残留が決まったから負けていいわけじゃない」と意気込んでいる。鹿島の要注意選手に大迫勇也と遠藤康を挙げたキム・ジョンヤがキーマン封じに挑む。
鳥栖の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(鳥栖担当 杉山文宣)
2013/11/19 18:14