J1第28節の仙台vsG大阪を前に、仙台はいつも以上にシュート練習に時間を割いていました。プレビューではその点に触れたのですが、シュート練習の中でもコンビネーション形式を重視、しかも多くのパターンで行っていたことは字数の都合で割愛しました。本番の試合で、多人数で細かく組み立ててフィニッシュが決まったら、そこで触れる予定でした。
ところが実際の試合は、両チームともショートパスワークが難しいピッチコンディションのもとで行われました。監督や選手のコメントにもあるように、仙台はロングボールによる空中戦中心の戦い方に切り替え、それに見事対応して勝利を収めています。仙台側マッチレポートはその柔軟性に注目して執筆いたしました。戦前の組み立ての練習についても、積み重ねとして蓄積され、無駄にはなりません。どこかで成果が出たときに、また触れることができればと思います。
(仙台担当 板垣晴朗)
2012/10/09 14:34