実質的な週の立ち上げとなる23日、全員参加の12分間走が行われた。
シーズンをとおして行われてきたフィジカルメニューは、これまで1セット1分の対敵(1対1など)、1セット4分間のペース走などさまざまな形があったが、作田裕次は「やるのは昨日言われた。大学生や高校生は結構やるみたいだけど、自分は初めて」と12分間走りっ放しのメニューに驚いた様子。
やはり初体験という比嘉厚平は「終わった直後は疲労困憊で、『出しきったな』という感じ。最後はもも前も重くなってきた」。ちなみに、もっとも長い距離を走ったのは3,500mのキム・ボムヨンだった。
今回は選手には距離やタイム、心拍数の数値を設定することなく取り組ませているが、奥野僚右監督は「機能を高める目的もあるが、『発揮する』というのがどういうことなのかを身をもって感じてもらいたかった」と説明。苦しい中で全力を出し切る大事さを実感させたかったようだ。
山形の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(山形担当 佐藤円)
2013/10/23 13:38