16日に行われた天皇杯3回戦・柏戦。小学校から柏の下部組織でプレーしてきた仙石廉は、初めて古巣戦を迎えて日立台のピッチに立った。かつてのチームメートたちと対戦し、「やっぱりめちゃくちゃ強かった」と試合を振り返った。
「一人ひとりがパワーもあるし技術もある。一度相手にボールを渡してしまうと取り戻すことはすごく大変だった。いい勉強になったというか、これがJ1だなって感じました」。柏の強さを肌身に感じた仙石は、「すごく刺激になった。でも、『すごい』で終わるんじゃなく、追いつけるように成長していきたい」と、新たなモチベーションにかり立てられている。
「本当に久しぶりだったんで楽しかった」という日立台でのプレーだが、感慨はあまりない。「天皇杯じゃなくてリーグ戦でできるように。もっとお客さんが入った状態でプレーしたいってすごく思いました」。
次、日立台に足を踏み入れるときはチームとともに成長した姿を見せる。
岡山の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(岡山担当 寺田弘幸)
2013/10/18 19:18