前節・敵地のG大阪戦で大金星を得た愛媛。チームは試合を通じて我慢の展開を強いられたが、68分のアライールのゴールで得たリードを守り切って勝利を手にした。
見方によっては大きく見解の分かれるこの試合でのマン・オブ・ザ・マッチ、本紙では村上巧を選出したが、石丸清隆監督は悩みながらも「良くも悪くもアライール」と決勝点を挙げたヒーローを指名した。
“良い点”は言うまでもなくゴールの場面。相手のマークをかいくぐっての決勝弾は文句なしの勝負を分けたプレーだ。しかし、“悪い点”として「(アライールは)前半はホントにひどかった。ずっとあそこはヒヤヒヤしていた」と前半の冷静さを失ったプレーにも言及した。
とはいえ、ジャイアントキリングを成し遂げた決勝弾は、その前半の悪さを相殺しても、なおお釣りが来るほど大きな価値があったと評価したようだ。
愛媛の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(愛媛担当 松本隆志)
2013/10/03 15:39