17日、Jリーグは準加盟クラブとして新たに7クラブが承認されたことを発表した。承認されたのはFC琉球、福島ユナイテッド、藤枝MYFC、アスルクラロ沼津、tonan前橋、ヴァンラーレ八戸、奈良クラブ。なかでも沼津、前橋、八戸、奈良については、条件面についての改善点として付帯事項が示され、それが達成されればOKという“条件付き許可”となった。申請クラブのなかでは、MIOびわこ滋賀、栃木ウーヴァFC、FC鈴鹿ランポーレの3クラブが「審査継続」となり、事実上の不承認となった。これで上記3クラブの来季J3入りはなくなった。
またブラウブリッツ秋田、SC相模原、AC長野パルセイロの3クラブが、他クラブに先駆けてJ3ライセンス審査に合格し、公布が認められたことも発表された。
今後は、11月の「J3入会審査」に向けて10クラブの「J3ライセンス審査」が継続されていく。Jリーグの大河正明理事は「J3参加のための審査はまだ続くが、準加盟クラブとなった各クラブは、Jリーグの仲間として、100年構想の実現に向けてともに歩んでいく」と話した。
現時点でJ3参加の可能性があるのは、J2からの降格クラブに加え、JFLの町田、金沢、讃岐、秋田、相模原、長野、福島、Y.S.C.C.、藤枝、琉球。それに地域リーグの八戸、盛岡、前橋、沼津、奈良、山口。Jリーグ特別枠(若手が参加予定)の17クラブで、そのうち12クラブが第一回J3メンバーとなる。JFLチームを除くと枠はただ1つになるため、地域リーグ所属チームの頂点を決める地域決勝での熱闘がいまから予想される。
(田中 直希)
(BLOGOLA編集部)
2013/09/17 21:34