名古屋は8日、天皇杯2回戦を戦う。相手は、1回戦でトヨタ蹴球団を破ったJFLの長野パルセイロだ。
下位リーグの相手とはいえ、負ければ終わりの一発勝負。名古屋はジャイアントキリングという、天皇杯の醍醐味を阻止しなければいけない立場にある。そして何より、楢崎正剛が「まったくない…」と言うように、相手の情報が少ない中で戦う難しさがある。
そんな中、楢崎が絞り出した“長野情報”は二つ。「僕の大先輩でお世話になった薩川(了洋)さんが(監督として)去年までいた(笑)」という古びた情報と、「トヨタ(蹴球団)と長野だったら、長野のほうが強いだろうなという(笑)」、誰でも分かる最新情報だった。
もちろんこれは冗談で、これからスカウティングによる情報も入る。だからこそ守護神は、先制点を重要視。天皇杯の難しさを誰よりも知るだけに、ゲーム的にも精神的にも、早く優位に立つことの重要性を強調していた。
名古屋の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(名古屋担当 村本裕太)
2013/09/05 18:27