山形の選手がゲストティーチャーとして小学校を訪れ、夢を語り合う「夢クラス」。9月6日に行われた今年最後の回は、山形県内4校を訪問したが、大石田町の大石田北小学校を訪れたのは、北村知隆選手と林陵平選手。ゲームをしたり、互いの夢について語り合ったり、交流を深めたところで質問コーナーとなった。
ある子どもが「(出身は)何高校ですか?」の質問した時のこと。北村選手は高校名だけでなく、親切心から場所の説明から入ったのだが……
北村「三重県、どこにあるか知ってる?」
子どもA「関西」
北村「関西、おしいなー」
子どもB「近畿」
北村「まあ、近畿っちゃ近畿。東海地区って言うんだけど、静岡、愛知、岐阜、三重。分からないかなー」
子どもC「……九州?」
北村「九州ではない。真ん中らへん。三重県の四日市中央工業高校というところに入ったんです」
と答えはしたものの、聞いたことのない地名にキョトーンとする子どもたち。
しかし、その後、「出身地は?」という質問があった際、林が「僕は東京の八王子です」と答えた途端、子どもたちの間から「うおー」という感嘆の声が聞こえてきた。
これには北村選手も「いいなー。東京って言っただけで『うおー』ってなった」と嫉妬を隠さなかった。
(山形担当 佐藤円)
2012/09/06 22:21