17位の磐田は20日、練習場で午前、午後の2部練習を行い、24日のFC東京戦へ向けて調整を進めた。
懸念材料は負傷者が続出したCB。チョ・ビョングクが16日の練習で右足首を捻挫。さらに伊野波雅彦が17日の湘南戦で後頭部を打撲し、負傷退場。ともに今節の復帰は難しい。
この苦境で闘志を燃やすのは菅沼駿哉。前節はチョに代わり先発。第5節・浦和戦以来のリーグ戦となっただけに、人一倍強い“思い”があった。「一時期なかなかメンバーに入れず、自分の中でふてくされてしまって…。だからこそ自分が試合に出たときには出ていない選手も悔しい思いをしてるとプレーで伝えたかった。ただ、結果がついてこなくて…」。
前節の引き分けを悔やんだが、気持ちは折れない。「こういった状況だからこそ、僕も含めここまで出ていなかった選手がチームを盛り上げていきたい」。闘争心あふれるCBがFC東京の前に立ちはだかる。
磐田の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(磐田担当 南間健治)
2013/08/21 11:31