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　横浜FC・野上結貴が中学時代に所属したワセダクラブForza’02の1年先輩に、先日サバデル（スペイン2部）に移籍したFC東京の田邉草民がいる。

「中学時代からスーパーだった選手」と田邉のことを語る、自称「まったくの無名選手」の野上が、田邉先輩の海外挑戦にエールを贈った。

「草民くんがプレーするときのリズムは、スペインに合っていると思う。ドリブルでどんどんしかけてほしい。左足で持って、またいでからの右足シュートが持ち味。それを見たいですね」

　また身近にプロ選手になった人がいないという野上は、「戻ってきたときに対戦したい」とマッチアップを希望。「まずは正月の初蹴りで。楽しみに待っています」と笑顔で語っている。

「DFをやっているイメージがないね」と田邉は話しているが、野上は足下の技術に優れたDFで、SBやボランチもこなせる器用さを持つ。今季は出場停止1試合以外、フル出場中だ。東伏見から育った二人の対決が実現するのは、いつの日か。

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