ここまで公式戦出場はゼロ。メンバー入りも第12節の長崎戦のみだが、昨年から練習に参加し、今季鹿児島実業高から加入した山之内優貴の目は、プロ入り直後のときよりも輝いている。
「プレーの判断、プレスのスピードはだんだん慣れてはきた。でも、もっとミスをなくさないといけないし、もっとゴールに向かってプレーしなきゃダメですね」と、19歳ながら冷静に自己分析。
また、ポリバレントな一面をサラリと言ってのけた。「もちろんボランチでプレーしたいけれど、いまはいろいろなポジションをやらせてもらっている。どこでもやることは変わらないので、気にしたことはない」。
これからの目標は、もちろん試合に出場することだ。「今まで寮やスタンドから(試合を)見ていたが、(長崎戦で)ベンチ入りしてみて、この雰囲気の中でプレーしたいとさらに強く思った。早く、ホームの本城でプレーを見せられるように頑張りたい」
Jリーグデビューの日は、そう遠くなさそうだ。
北九州の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(北九州担当 坂本真)
2013/06/24 21:30