1週間の秋田キャンプ後、2日間のオフでリフレッシュ。チームは19日から、アルビレッジでトレーニングを再開した。秋田キャンプで徹底してフィジカルを追い込んだ甲斐あって、ゲーム形式でも選手たちの動きは軽やか。「狙いどおり」と柳下正明監督も目を細めた。
左ももを痛め別メニューだったFW岡本英也も約1カ月ぶりに合流。「うれしいですよ。やっぱ、いいっすね」と、笑顔を見せた。選手人生で初めてのリハビリ生活。「元気の素はサッカー。だからオフは元気がない(笑)」という岡本にとって、この1カ月は長く感じたことだろう。リハビリで筋力はアップしたが、試合感覚を取り戻すのはこれから。
「焦ってもダメなので、徐々に上げて、リーグ再開のときにピークで迎えられるようにしたい」。
自分の持ち味を発揮するだけでなく、前線からの守備や裏への抜け出しなど、監督に求められることも多い。が、それもすべて自分の成長に必要なこととして、前向きに取り組んでいる。
(新潟担当 野本桂子)
2013/06/20 14:39