
「彼は私の右腕の一人です」
ベルデニック監督が全幅の信頼を置くのはヘッドコーチの小倉勉氏。2012年の9月から就任。日本代表でもA代表では2010年南アフリカW杯、U-23代表ではロンドン五輪を経験した。指導の基本姿勢は「選手の特長を伸ばすこと」。
金澤慎は「オグさん(小倉)は各選手に細かいアドバイスをくれます。僕にはCKでの守備のポジショニング修正がありましたね」と語り、その評価も高い。また試合の分析も的確で、今井智基はこう語った。「湘南戦の失点になったCK、僕が原因なんですよ。オグさんから、菊地(光将)が下がったタイミングにお前も下がらないとギャップが生まれる、と指摘されました」。さらに「お前の強みはスピードとパワー、縦にいってスペースがあればどんどん勝負すればいい」。
「誰でも得意、不得意はある」が口癖で、各選手の能力を最大限に引き出すアプローチを欠かさない。チーム躍進の陰には優れたコーチの存在がある。
(大宮担当 上野直彦)
2013/05/31 18:00