27日、いぶきの森球技場で岡山との練習試合を行った神戸。左SBには茂木弘人が入り、およそ半年ぶりの実戦復帰を果たした。試合後には、「疲れました。疲れましたけど、楽しかった」と、率直な言葉を寄せ、喜びを表現した。
チームが始動した後、股関節痛を発症し、長いリハビリを続けてきた。「一日でも早く戻りたかったですけど、こればかりはどうしようもなかった。幸いチームの調子は良かったから、焦らずできましたね」と茂木。「絶対に通らないといけない、噂のフィジカル(苦笑)」という、ブローロフィジカルコーチのトレーニングを乗り越え、ようやく辿り着いた実戦だった。
自慢の快足を生かした突破や、粘り強い対人守備を披露し、57分間の出場を果たした茂木。「痛みも出なかったので良かった。ゲーム勘やコンディションをもっと上げていきたい」と話し、中盤戦に突入したチームへの貢献を期した。
(神戸担当 小野慶太)
2013/05/27 20:45