オリンピック真っ盛りの今日この頃ですが、神戸にも、どっぷりとはまっている人がいます。吉田孝行選手です。
週明け、7月31日のトレーニング後、
「おもしろいっすよ、オリンピック」と興奮度MAXで話をしてくれました。
「柔道は全部、見てますよ。なんか、日本の選手は戦う姿というか、向かって行く姿勢がすごいですよね。結構、他の国は場外に逃げて行く。見てるとイライラしたりするんですけど、日本の選手は外に出さないようにしたり、ああいう姿はすごいですよね。判定もいろいろあって、いろいろ問題はあるんやろうけど、日本の選手はすごい。勝ってほしいですよね」。
いち日本国民としてスポーツを堪能する吉田選手。そこで感じ取るのは、やはりスポーツ選手のメンタリティーのようです。
「みんな一流やから。そんな人らが一生懸命やってるのは刺激になりますよ」。
31日のシュート練習でダイナミックかつテクニカルなシュートを次から次にゴールマウスにたたき込んだ吉田選手は、8月1日のミニゲームでも、中盤から鋭く飛び出し、抑えの利いた強烈なシュートを放っていました。
「いつもこれくらいの時期から(調子は)上がって来る。いまは試合に出られてないですけど、いつでも準備してますよ」。
昨年、忘れられない出来事があった夏です。吉田選手にとって「熱い」季節になることを、願わずにはいられません。
(神戸担当 小野慶太)
2012/08/02 08:18