「アイツが日本代表でプレーすることは俺の夢」。土屋征夫にとって、高橋祥平はそういう存在だ。
今年は甲府、大宮と離れたが、昨年までは東京Vで一緒にプレーしていた二人。土屋は17歳下の高橋の才能、技術を買い、同じCBとして目をかけてきた。今でも連絡を取りあい、アドバイスや励ましの言葉を送ることもあるという。
さらに記者が高橋、そして好調・大宮との対決に向けて抱負を尋ねると…。シャイな彼は「何か言わせたいんでしょう? でもいつもと一緒だから」と、聞き手の意図を読んで先回りする“質問インターセプト”を披露。ベテランならではの老練さを見せつつ、帰路についていった。
(甲府担当 大島和人)
2013/05/24 12:00