盛田剛平がFWからDFに転向したのは05年のシーズン終わりごろ。契約更改の席上で、「転向を考えている」と打診を受けた彼は「僕もそう考えている」と応じ、翌日から守備の練習に入っていた。
盛田は中学から桐蔭学園高1年の途中までMFだった。高2春までしばらく左SBをやり、大宮で左MFをやった時期もあるが、05年までの大半をFWとして過ごしてきた。そんな彼が守備に目覚め、サッカー人生の一番長くを過ごしたクラブが、次戦で対戦する広島だ。
広島の3バックシステムについては「最終ラインからでもFWに1本で通して、得点を狙える」「ボールが一番集まるポジションだから、楽しかったですよ」と振り返る。狙い目は「攻から守に切り替わるとき」。逆に警戒するポイントは、甲府がボールを持っているときのカウンターだという。
なお広島に遠征するサポーターへおすすめのラーメン店は「汁無し担々麺の國松」とのこと。
(甲府担当 大島和人)
2013/05/16 18:35