「同じ年の選手には負けたくない」と話す馬場賢治。その“同じ年の相手”とは大宮の守備の要、菊地光将である。大学時代に選ばれたユニバーシアード日本代表で一緒に戦った経験を持ち、同じ部屋で過ごした仲。そんな菊地に馬場は当初「静かであんまりしゃべらない」という印象を持ったという。しかし同じ部屋で行動をともにしていくうちに、菊地に対して「ズカズカと乗り込んでいった」結果、居心地がよくなったとのこと。
「選抜でも守備の要で、190cmくらいある選手にも平気で競り勝っていた。ユニバのときもJのチームの関係者から一番気にかけられていた」と、選手としても当時から際立っていた菊地が所属する大宮と相対する。「去年と比べても明らかに一体感が違う」と警戒を強めながらも、馬場も前節に今季初ゴールを挙げるなど調子を上げてきている。“平塚の男”の2戦連続弾に期待がかかる。
(湘南担当 竹中玲央奈)
2013/05/16 16:31