今季初黒星を喫した前節の神戸戦からの立ち直りを賭けた今節の福岡戦。対戦相手の印象を聞かれた選手たちはまるで示し合わせたかのように「福岡はチーム全体でアグレッシブに前から来る」とそのスタイルを口にしたが、特に具体的な選手名を挙げたのが遠藤保仁だった。「知っている選手は少ないが、坂田(大輔)は実績もあるし、スピードもある。アグレッシブにゴールに向かってくるので要注意」。それもそのはず、横浜FM所属時の対戦では、07年にホームで坂田の2得点で完敗を喫し、08年にもアウェイながら坂田の決勝点で敗れている。「ガンバキラー」と呼ばれる選手にはゴールを割られることも多かったG大阪だけに、カウンター対策はもちろん、坂田封じは必須となりそうだ。
(G大阪担当 下薗昌記)
2013/05/11 20:43