前節・鳥取戦で移籍後初先発した大山俊輔は、持ち前の高い技術力を発揮して攻撃をけん引した。
いきなり開始7分にCKから先制点をアシストし、その後もスルーパスやミドルシュートで見せ場を作った。しかし、チームは追い付かれて引き分けに終わり、「勝つことができなかったので納得はしていない。CKも相手GKにキャッチされたケースが何度かあったのは反省点。次につなげていきたい」と振り返った。
今季から富山に加入し、ハードワークのできる走力をつけるために全体練習後のランニングを欠かさず行っている。その成果が認められての先発出場だった。2日間にわたり2部練習が行われた今週も、1人でグラウンド周回を重ねる姿がみられた。「自分の課題は明確」と克服への取り組みを続ける。
(富山担当 赤壁逸朗)
2013/05/10 18:04