前節岡山戦で今季初ゴールの廣瀬智靖。「チームが勝てなかったのは残念だが、個人的に体も軽いし調子いいので、続けていきたい」とノッている。しかし、その廣瀬が「持ってない」と自身を嘆いている。
得点は1-3から追い上げる2点目。豪快なボレーシュートの勢いで相手選手と接触。もも前を打ってしばらく倒れていた。そのため、「ゴールの後はもっと喜びたかった」との思いは叶わなかった。
2-3からスルーパスに反応して倒され、PKを獲得した場面でも、「自分で蹴るつもりだったけど、もうセットしていたので」とキッカーを林陵平に譲ることに。
さらにここまでのリーグ戦通算3得点、ナビスコカップ2得点はすべてアウェイで挙げたもの。かろうじて天皇杯の1得点はホームだが、いつも得点がアウェイであることを本人も気にしている様子。
「ホームで取れるように頑張ります」と決意を語る廣瀬。今節、札幌戦で「持ってる男」を狙う。
(山形担当 佐藤円)
2013/05/09 19:15