前節、ホーム・等々力で名古屋を下し、今季2勝目を飾った川崎F。その勝利の立役者となったのは、山本真希だ。1-1で迎えた試合終了間際、自慢の右足シュートがさく裂し、決勝点を奪取。その山本は今節の清水戦について、「次は古巣戦ですからね。名古屋戦で勝てたし、いい形で日本平に向かうことができます」と、楽しみにしていた。
さらにチームを最後尾から支えたGK西部洋平も「真希もいいタイミングで点を取ってくれて、ヤジ(矢島卓郎)も調子が悪くない。日本平でいい試合がしたい」と、こちらも古巣との再会戦を前にテンションが高い。
名古屋戦ではポスト直撃のシュートなど好機を作ったFW矢島は「日本平では決められるようにしたい」と、古巣相手にゴールを奪うことを虎視眈々と狙っている。川崎Fの“元清水トリオ”は、名古屋戦でつかんだ好感触を、アイスタのピッチでも見せつけるつもりだ。
(川崎F担当 西川結城)
2013/05/05 16:34