ACLも含めたハードなぶつかり合いを経て、最近は右足首を痛めて離脱していたこともあった富田晋伍は、次節(第10節)の名古屋戦に向け、負傷箇所を回復させた上での試合出場を目指している。富田がこの試合の出場に意欲を燃やす理由の一つに、本人によれば「まだ豊田スタジアムでプレーしていないということもあります」というものがある。富田は10年と11年のアウェイ名古屋戦でプレー経験があるが、このときの会場は瑞穂。豊田スタジアムで対戦した昨年は、試合前日に負傷し、帯同はしたものの結局当日は大事をとってベンチ入りしなかった。J2時代の06年に名古屋と天皇杯で対戦したときにも、会場は瑞穂だった。「ACLで負けてしまった悔しさがあるので、そのぶん余計にリーグ戦で結果を出さないと」と、リーグ戦での巻き返しを誓っている。
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/05/04 18:47