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　前節、岡山に今季初黒星をつけ、4試合連続の完封勝利となった栃木。まさに勢いに乗っているところだが、今節・愛媛戦は大黒柱・パウリーニョが累積警告で出場停止となる。

　2年前にはシーズン途中まで昇格争いをリードしていながら、パウリーニョの負傷離脱とともに成績が下降した苦い記憶がある。しかし、ボランチでコンビを組む高木和正は「『パウリーニョがいないから』というのは、2年前とかに比べれば全然ない」と力強く語った。

「（第7節・）富山戦ではパウリー（パウリーニョ）が抜けてから逆転できている。しっかりと自分たちの役割、やるべきことをやれば結果も付いてくる」。

　中2日で迎える愛媛戦。“パウリーニョ頼み”ではないことを証明できるか。栃木のチーム力が試される。