26日、FC東京が「緊急ビラ配り」を実施することが分かった。年間10回ほど、それにチームが設立された当初からクラブが行っている伝統のビラ配りだが、観客動員減の現状打破に向けて急きょ、実施される運びになったという。通勤前に早朝から配る社員もいるなど、チームが良い雰囲気のなかで試合が出来るようにと必死だ。ビラの内容は、ゴールデンウィークに開催される2試合(27日川崎F戦、5月6日磐田戦)の告知となっている。全社員総出で朝から晩まで、京王線沿線を中心に約1万枚を配る。
ランコ・ポポヴィッチ監督は「クラブの方のサポートは嬉しい。天候に左右されず、試合に足を運ぶ習慣がつくまで、私たちもやることは沢山ある。良い試合を見せていく」と話し、主将の森重真人も「(緊急のビラ配りは)自分たちの成績も理由の1つだと思う。『また見たい』と思われるような試合をしたい」とコメントした。
(FC東京担当 田中直希)
2013/04/25 22:35