24日、岐阜は激しい殴り雨にさらされる中、岐阜県フットボールセンターで練習を行った。この日、目に付いたのはシャトルラン。約25分間にわたって走り続ける様は特別珍しい光景ではなかったものの、ある試合を想起させた──。
気持ちで相手を下回り、球際で勝てずに0-2の完敗を喫した前節・栃木戦だ。行徳浩二監督は試合後、「戦わなければいけなかった」と話していただけに、相手に“走り勝つこと”にもう一度取り組んでいるように見えた。
「映像を見る限り、相手(栃木)のほうがしっかりしていた。僕らは走ったり、球際を厳しくいくしかない。技術以外のところで相手に劣っていたら勝てない」。
田中秀人もそう話したように、この日はミーティングも含めて、「もう一回やり直そう」と気持ちを入れ直すことができたという。そんな充実の練習内容を、今節・山形戦にぶつけたい。
(岐阜担当 村本裕太)
2013/04/24 18:48