2月13日に左ひざ後十字じん帯損傷を負った為田大貴が、驚異の回復ぶりを見せた。全治3カ月の診断を大幅に裏切る2カ月弱でチームに合流し、先々週のインターバル走では復帰直後とは思えない走りを披露。14日に行われたトレーニングマッチで後半途中から出場したのに続き、17日にトレーニングマッチでは30分プレー。シャドーの位置からアグレッシブに仕掛け、2得点を挙げた。
体のキレはまだまだだというが、「完全復活を待ってます」と声をかけると「こっちこそ取材待ってます。ちゃんと取材してくださいよ」と、得意の減らず口も戻ってきた。
チームは公式戦9試合を終えて未勝利。内容がよく勝利まで紙一重という状態が続くだけに、アクセントが欲しいところ。生え抜きの19歳が、上昇のきっかけをもたらす起爆剤となれるか。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2013/04/18 17:23