前節・浦和戦は今季から浦和の一員となった興梠慎三に初ゴールを与えるなどして0-2で敗戦した湘南。興梠の得点場面でマークに付いていた宇佐美宏和は「浦和の選手は前線でのボールの受け方が全然違った」と言う。
個々の能力が高く、ボールを最終ラインから動かす力は随一の浦和に対しては「一発目でいかないで、2本目、3本目のパスを狙っていた」ようではあるが、「そこをしっかり捕まえきれなかった」と悔やむ。しかし、「正直力の差を感じたけど、これをしっかり受け止めて追い越そうとしてくことが重要になってくる」と下を向く様子はまったくない。
次節ホームに迎え撃つ大分を率いる田坂和昭監督は、宇佐美がC大阪U-18に所属していたときのコーチである。成長した姿を見せ、チームのリーグ戦初勝利に貢献したい。
(湘南担当 竹中玲央奈)
2013/04/17 17:47