愛媛は連敗中とチームの雰囲気は決して良いわけではないが、“闘将”であるGK秋元陽太の表情はさらに厳しさを帯びている。
「今は試合後のサポーターの方たちの反応を見ればわかるんだけど、戦う姿勢が伝わるプレーができていないんだと思う。そういう面ではプロとしての責任を感じる」と戒める。
秋元は試合だけでなく、練習でも大声を張ってチームメイトを叱咤激励して鼓舞する姿がよく見られるが、それ以外で声を張ってチームを盛り上げる選手が少ないのが現状だ。
「もっとみんなから声が出てこないと。まだ遠慮をしている選手もいる。まだ開幕して2カ月だから良いというわけではない」とあえて厳しい言葉を発した。
再び3連戦の過密日程に突入し、その先には四国ダービーも控えていることを考えると「ここで悪い流れを断ち切らないと」とホーム・ニンスタで迎える今節の群馬戦の重要性を説いた。
(愛媛担当 松本隆志)
2013/04/13 16:43