長崎とは14日が初対戦となるが、熊本の選手たちに取っては3年間チームを率いた恩師との対戦にもなる。スカウティングに長けた高木琢也監督のこと、熊本の強みも弱みも熟知していることは間違いない。
熊本の選手たちにとっては、その思惑通りにならず、むしろ3年間の指導の成果として、しっかりと勝ちきることで成長を示したい。
原田拓はこう話す。
「3年間チームを見てきてるから、いいところも悪いところも、熊本のいろんな部分を高木さんは知ってると思う。でも、それを“いい意味で”裏切りたい。しっかりパスをつないでサイドから崩したり、ゲームを支配して『こういうこともできるんだ』というのを見せられたらと思う」
(熊本担当 井芹貴志)
2013/04/10 16:46