2019シーズン、15年ぶりのJ1制覇を果たした横浜F・マリノス。 ポステコグルー体制、CFG、偽サイドバック、ハイライン・ハイプレス……。 超攻撃的な戦術を貫いた横浜FMは、いかにしてリーグ優勝を成し遂げたのか。 残留争いに巻き込まれた2018年を経て、選手、コーチンスタッフはいかにしてアタッキングフットボールを結実させたのか。 日々の練習を追い、選手の声を聞き続けたエル・ゴラッソの番記者が、歓喜への軌跡を辿る。
18年の横浜FMは最後まで一体になることができなかった。 「信じ抜いたの?やり抜いたの?自分の思いばかりが勝ってない?」 自問自答を含め、そういう思いは拭えなかった。 だから喜田は主将に就任すると、チームメートにこう伝えた。 「とにかく、信じてやってみようよ」(本文から引用)
【第1章】ポステコグルー。信念の指揮官
●ブレない『ボス』 ●アタッキングフットボールの作り方 ●積み上げた反復練習 ●『リチャージ』、『カラダノムキ』、『ハンミ』 ●平等にコミュニケーションをとらない ●「相手のフォーメーションは関係ない」 ●18年の徹底。19年の柔軟性 ●大津祐樹、献身のムードメーカー
【第2章】伝統と革新 MF 8 喜田拓也
●生粋のトリコロール ●受け継がれる横浜FMの伝統 ●「オレ、8番を背負います」 ●信じ抜けるか、やり抜けるか
【第3章】アタッキングフットボールを支えた強化部の活躍
●19年、J1制覇の立役者 ●雌伏の時を経て、畠中槙之輔は絶対的存在に ●CFGルート最大のヒット、マルコス・ジュニオール ●クラブと選手、関係性の変化
【第4章】11戦負けなし。歓喜へのラストスパート
●3連敗でもチーム内の信頼は崩れず ●川崎Fへのリベンジ ●栗原勇蔵の引退発表。FC東京との大一番へ
【第5章】15年ぶりの歓喜を経て。横浜FMの未来
●「常勝軍団」への道
『トリコロール新時代』
著:菊地 正典
発売日:2/26(水)
価格:本体1,650円
発売元:株式会社三栄書房
発売箇所:全国書店及びネット書店(アマゾン等)
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(BLOGOLA編集部)
2020/03/05 21:36