18日に開催される明治安田J1第29節・大分戦で、浦和は『さいたま市障がい者施設“みずき園”』ハガキセットを埼玉スタジアム南門内のホームタウン&ハートフルクラブブースで販売する。
このハガキは9月20日、長澤和輝と汰木康也が実際に訪問し、みずき園のスタッフ、施設利用者とともに制作。完成した浦和カラーの赤、黒、白のハガキは「みんなで一生懸命に作った」(長澤)、「とてもかわいいデザイン」(汰木)だ。手足、それに通常の会話も困難な人たちも、それぞれができるかぎり、口なども使って作製した渾身のものとなっている。
今回は、その活動の様子をブースでも紹介。ハートフルクラブの活動、ホームタウンの活動、そして募金活動の報告についても知ることができる。
長澤が、9月20日の訪問時に語っていた。「スポーツには、女性やおじいちゃんおばあちゃんがすることが難しいような壁があった。それをどう取り払っていくかは課題としてある」。サッカーの、Jリーグの、浦和レッズの試合が行われる会場で、実際に選手たちが行動して障がい者の方々と作り上げたものが購入できる。長澤の言う「壁」を取り払うための一つの活動であるといえるだろう。
販売場所、時間などについては下記のとおりとなっている。
【販売場所・時間】
場所:埼玉スタジアム南門内
時間:16:30~19:30
ホームタウン&ハートフルクラブブース
・社会福祉施設「さいたま市みずき園」の展示・物販
【販売価格】
ハガキは200円(税込)※100セットの販売です。無くなり次第終了
(浦和担当 田中直希)
2019/10/16 18:22