J2昇格を狙う群馬と秋田の開幕戦前日会見が、群馬のホーム・前橋市内で開催された。
群馬は布啓一郎監督、窪田良主将、秋田は間瀬秀一監督、小谷光毅主将が出席し、それぞれが開幕戦への意気込みを語った。
昨季5位の群馬と、昨季8位の秋田。今季のJ3昇格争いを演じることが予想されるライバルクラブ同士の開幕戦。会見のマイクをもった両指揮官はリラックスした表情ながらも、言葉の一つひとつに熱い気持ちをみせた。
2年目の指揮となる布監督は「今季は多くの選手が入れ替わった中で新しい群馬のスタイルをみせることができる。経験のある中堅・ベテランと、勢いのある若手が融合した戦いをみせたい」と語った。
昨季途中から監督復帰した間瀬監督は「われわれにとって今季は、J2昇格のシーズン。昨年よりも、攻においても守においても進化している。テストマッチでもいい結果を残せたし、いい準備ができた。自分たちに期待している」と自信をみせた。
群馬・窪田主将が「開幕戦は堅い試合展開になるのかなと思うが、お互いにハードワークするチームなので球際にこだわってプレーしたい」と話せば、小谷光毅主将は「堅い試合か、打ち合いのどちらか。どんなゲームになっても攻撃的なサッカーをみせたい」と明日の開幕戦に照準を定めていた。
開幕前日で、相手が隣にいる状況のため、監督、選手ともに言葉選びは慎重だったが、開幕勝利への気迫は十分に感じられた。群馬vs秋田は明日の午後5時キックオフだ。
文・写真:伊藤寿学(エルゴラッソ群馬担当)
(BLOGOLA編集部)
2019/03/09 19:52