前節・新潟戦(1●2)、金沢の大卒ルーキー・DF山本義道がプロ初ゴールを挙げた。0-1で迎えた26分、CKをヘディングで叩きつけ、一時同点に追いつくゴールを決めた。
「ボールもよかったので、ピッタリ合いました。叩きつけることを意識してヘディングした。気持ち的にも失点してちょっと下がっていたので、そこで結構取り戻せた」。
その直前に喫していた1失点目に関しては「悔しい。僕のマークの付き方が悪かった」と振り返った山本だが、その直後に自ら1点取り返した。
山本は途中出場した第30節・讃岐戦以降、3試合連続先発中。それまで出場機会はなかったが、巡ってきたチャンスをモノにしたと言えるだろう。試合特有の緊張感や責任がある中でも「楽しめている」という。ヘディングが強く、相手に起点を作らせないハードマークが信条のセンターバックだが、その強さを生かしたセットプレー時の得点も期待される。
(金沢担当 野中拓也)
2018/09/20 17:48