11日、森保一新監督の初陣でもあるコスタリカ戦がパナソニックスタジアム吹田で行われ、日本代表が3-0で勝利した。攻守に躍動感を見せたこの一戦は、C大阪の多くの選手たちもTVを通じて見ていたようで、12日の練習で行われた紅白戦は、心なしか普段より球際が激しく、プレースピードも上がっているように感じられた。
また、日本代表の先制点はコスタリカのオウンゴールだったが、実質、森保ジャパンの“第1号ゴール”を奪ったのは、チームの2点目を決めた南野拓実。
かつての弟分のゴールについて、12日の練習後、柿谷曜一朗に感想を訊ねてみると、「久しぶりに拓実のプレーを見たけど、(いい意味で)変わっていない。より自信をつけて、セレッソにいたころのような慌ただしさもなくなっていた。これからの代表を引っ張っていくと思うし、昨日のプレーを見て、また一緒にプレーしたいなと俺自身も思った。いい刺激をもらいました。僕らもセレッソで頑張って、拓実に『戻ってくる場所はないぞ』というくらい、頑張らないといけないなと思いました」と話した。
その上で、「あとは、髪型が整えば、もうちょっといいんじゃないですか(笑)」と、アカデミーの先輩ならではの視点(?)でも後輩をしっかりとチェックしていたようだ。
(C大阪担当 小田尚史)
2018/09/12 14:10