清水は5日、3連休明けの練習を行った。その中には立田悠悟の姿もあった。アジア競技大会から帰国後、初めて全体練習に合流。韓国との決勝は「優勝したかった」と悔しさも見せる一方で、「今後のサッカー人生を左右する試合になったと思う」と貴重な経験になったようだ。立田は6試合に先発するなど、過密日程の中でも「タフさが身についたと思うし、90分間集中してミスが減ってきたと思う」と成長を実感している。
それでも、ここからは再びチームでのポジション争いが始まることになる。不在だった4試合は飯田貴敬が代わって先発し、主に攻撃面で特長を見せていた。攻撃の選手と守備の選手、タイプが違うもの同士で一つのポジションを争うことになるが、「自分から得点を作り出すようなロングパスを何度か出せていた」(立田)と言うように、攻撃面でも進化している。この日も帰国後間もない中、疲れを見せることなくフルメニューをこなし、「この期間でスタメンを取り戻す」と意気込んでいた。
写真:田中芳樹
(清水担当 田中芳樹)
2018/09/06 06:30