17日に選手登録が発表された柏のFWマイケル・オルンガだが、今節・磐田戦でのJリーグデビューは不透明な状況にある。
17日の練習後、記者陣の取材を受けたオルンガは今節・磐田戦について「まだ何とも言えないですね。試合に行くかどうかも分からない状態ですので」と多くを語らず、加藤望監督もオルンガの起用やメンバー入りについては明言を避けた。
ただ、指揮官はケニア人ストライカーの加入が早速チームに好影響を与えていると感じ取っているようで「彼が入ってきたことによってすごく周りが刺激を受けている。点を取ることにミカ(オルンガ)自身もすごくどん欲だし、それを感じている周りの選手もすごく良い影響を受けて、点を取ることにどん欲になっている。それが(前節・FC東京戦の)瀬川(祐輔)のシュートにもつながっていると思う。そういう意味では出る・出ないにかかわらず、彼の力はチームにプラスになっている」と“オルンガ効果”を語った。
近年の柏にはあまりいなかった長身FWの起用法については「(攻撃の)バリエーションは増えるかなと。(チームとして)中央からも攻撃にトライしているので、そのアクセントには必ずなると思う」と大きな期待を寄せた。
今季初の連勝に向け8度目の挑戦となるこの一戦。“オルンガパワー”を借りて、高き壁を乗り越え、浮上のきっかけをつかみたい。
写真:須賀大輔
(柏担当 須賀大輔)
2018/08/17 20:41