今季の公式戦で初黒星を喫したナビスコカップ予選第3節新潟戦から一夜明け、チームは大阪に戻り、舞洲グラウンドで調整を行った。新潟戦でキャプテンマークを巻いて奮闘した新井場徹は、「昨日の試合は事故的な要素もあるし、チームとしてやろうとしている方向性は間違っていない。継続していくだけ」と話す。その新井場、6日のJ1第5節鹿島戦はC大阪移籍後、初の古巣との対戦となる。
「アントラーズに対してはチームにもサポーターにもリスペクトの気持ちはあるので、楽しみと言えば楽しみ。でも、自分の古巣どうこうはチームには関係ないこと。中2日で、チーム、選手、スタッフの総力戦になるので、しっかり準備したい」と古巣戦に挑む心境を話す。
新潟戦で退場処分を受けた山下達也に代わって出場が濃厚な藤本康太を含め、DFラインの出来は鹿島戦の大きなポイントとなるだけに、新井場のパフォーマンスにも注目が集まる。
(C大阪担当 小田尚史)
2013/04/04 20:05