川崎Fは28日、後半戦の最初の試合でリーグ戦5連勝をかけてアウェイで湘南と対戦する。今季最初の対決では1-1の引き分けに終わっていることもあり、何としても勝利を手にしたい一戦である。
この一戦に向けて集中力を高めているのが齋藤学だ。中断期間が明けて最初の試合となった天皇杯3回戦・水戸戦にこそ出場したものの、その後リーグ戦2試合はベンチ外。なかなか本来の力を川崎Fで出せていないが、今節に向けた練習の中ではAチームに入る場面もあり、ベンチ入りが濃厚となっている。
今節の湘南戦ではどんな形での起用になるかはわからないが、相手のことを考えるよりも、まずは川崎Fの中でどう生きるかが大切だと説いている。
「ベルマーレは特徴があるチームだけど、相手どうこうよりも川崎Fのサッカーをやることが大事になってくる。川崎Fは相手に合わせるようなことはしないので、その中で自分がチャンスをもらったときにどう動くかをイメージしていければいい」
また「小学校の選抜から同じチームでやってきた」という湘南の端戸仁との対戦に対しては「互いにどうなるかわからないけど、一緒に試合してお互いのいいところを見せられれば」と、盟友との対戦を楽しみにしていた。
(川崎F担当 林遼平)
2018/07/27 21:25