1週間後の7月19日に47歳の誕生日を迎える相馬直樹監督に、また新たな“経験値”が加わった。
天皇杯3回戦・鹿島戦の翌日にあたる12日、町田の指揮官は、自身初となる一日駅長を経験。町田駅3番ホーム新宿方にて15:53町田発メトロはこね22号北千住行き小田急ロマンスカーの出発指示合図を出した。
今回の一日駅長は、21日に町田市立陸上競技場で行われるJ2第24節・金沢戦で企画中の『小田急マッチデー・1万人プロジェクト』を町田市内外にアピールするために実施されたもの。夏休みに突入後、最初のホームゲームである金沢戦は、クラブのトップパートナーである小田急電鉄が『小田急マッチデー』と銘打ち、さまざまなイベントを企画。例えば町田市内の18万世帯にポスティングされたチラシを持参すれば、一人300円で試合観戦ができる企画や先着5000名への小田急オリジナルハンドタオル配布、さらに特別抽選会の実施など楽しい企画が充実している。
なお、小田急マッチデーで集客にまで踏み込んだプロジェクトを展開するのは初めてのこと。クラブとしては、クラブパートナーとタッグを組んで2016シーズン開幕戦・C大阪戦以来となる、二度目の1万人超えを目指している。
ちなみに一日駅長の大役を務める前の相馬監督は、「慣れないことですが、失敗なく終わること」と意気込みを語り、さすがに緊張の色は隠せなかった。それでも、やはりそこは日本初のW杯出場を果たしている元名プレーヤー。鮮やかなノーミスでこの日の大役を終えた。
写真:郡司聡
(町田担当 郡司聡)
2018/07/12 18:24