神戸は24日、バルセロナ(スペイン)のアンドレス・イニエスタの完全移籍での加入を発表。東京都内にて、楽天の三木谷浩史社長とともに加入会見を行った。この日、羽田空港に到着して即、行われた会見では、契約書にサインを行うとともに、背番号8のユニフォームでのフォトセッションにも応じた。
集った348人の報道陣が質問を考えに考えて臨むも、時間の都合により質問は2問のみで終了。会場にはため息が漏れたが、イニエスタが語った決意はホンモノといえるものだった。
「提示されたプロジェクトが非常に興味深いものだった。私に信頼してくれた。人として、プレーヤーとして信頼してくれらのが大きかった」と加入の理由を述べたイニエスタ。バルセロナで学んだ育成メソッドを、神戸の育成にも注入することを三木谷社長は明らかにしている。
またイニエスタは「一番重要なのは、文化に溶け込むことだと思います。皆さんと同じような、国民の一員になりたいと思います。家族も同じです。日本文化の一つになりたい」と、日本への順応を一番に考えていると語った。
イニエスタは26日10時より、ノエビアスタジアム神戸で『ウェルカムイベント』としてサポーターを招いてホームお披露目を行う。
文:田中直希
(BLOGOLA編集部)
2018/05/24 18:45