仙台のDF板倉滉が、来たる明治安田J1第11節・札幌戦での、ある“初対戦”を楽しみにしている。
板倉は負傷から復帰後、J1第9節・磐田戦(0●3)から2試合連続で先発出場。最終ラインとボランチでプレーしているが、今節でも出場した場合、どちらのポジションでも彼にとって馴染み深い選手とマッチアップする可能性がある。
現在、札幌で活躍している三好康児は、川崎F U-12時代からのチームメートで、15年には同時にトップチームに昇格した仲。今季から、板倉は仙台に、三好は札幌に期限付き移籍しており、今節は初めて敵味方として対戦の日を迎えることとなった。
「楽しみですね。うまい選手だから注意したい、ということもありますが、やはり単純に負けたくないという気持ちが強い」と、板倉はピッチ上での再会を心待ちにする。「お互いにユニフォームが違うので違和感もあるでしょうけど(笑)、まずは勝負だからこそ、負けたくない、というのが一番です」。互いを知り尽くした者同士の熱いマッチアップは、この試合の大きな見どころとなりそうだ。
写真:板垣晴朗
(仙台担当 板垣晴朗)
2018/04/27 17:28