14日のルヴァンカップグループステージ第2節・鳥栖戦当日、吉田孝行監督は41歳の誕生日を迎える。ただ、「関係ない」ことを強調し、「勝たなきゃいけない」と語気を強めた指揮官は、12日の練習ではポゼッション練習などの指導に没頭した。
それでも、指揮官の奇縁を伝え聞いたMF小川慶治朗のコメントは力強い。
「監督が選手のために声をかけて、すごく考えてくれているのは伝わっている。それを返すことができるのは勝利だと思う。監督の立場を考えると、想像もできないプレッシャーがあると思うし、勝利が一番のプレゼント。その日は、監督のために戦います」
14日はホワイトデー。感謝を伝える記念日でもあるが、小川は「誰かのために戦いますけど、その日は監督に“重きを置いて”戦います(笑)」と笑顔を寄せた。
鳥栖戦へ、吉田監督は「前回(J1開幕戦の鳥栖戦)は、相手がバッとくる中で試合の入りが悪かった。そこは修正しないといけない」と話し、同じ轍を踏まず、強い姿勢で臨む大切さを語っていた。
写真:小野慶太
(神戸担当 小野慶太)
2018/03/12 19:40