山口は明日11日のJ2第3節、アウェイで栃木と対戦。06年ドイツW杯を戦った元日本代表の坪井慶介と大黒将志が約5年半ぶりにマッチアップする。
坪井は今季、山口に完全移籍で加入し開幕から2試合フル出場。若い選手が多いチームの中に経験を持ち込み、ベテランらしいプレーを見せている。チームは2連勝で首位発進と好スタートを切った。
一方の大黒は、今季から栃木に期限付き移籍で加入。坪井と同じく開幕からの2試合をフル出場している。二人が最後に対戦したのは、坪井が浦和、大黒が横浜FMに所属した12年まで遡り、今節二人が出場すれば約5年半ぶりのマッチアップが見られることになる。
坪井に大黒のことを聞くと「彼はボールを持っていないときの動きが非常に優れている。ゴールを決めるための動きの質は、いまでも日本サッカー界の中で非常に高いレベルにある」と最大限にリスペクトし、「彼を封じるためには僕一人ではなく、DF全員で声を掛け合って集中力を切らさないことが非常に大事になる」と警戒する。
ともあれ、かつての戦友との対戦に「楽しみな部分はある」と笑顔を見せる坪井。世界を知るベテランのマッチアップに注目だ。
写真:松原純
(山口担当 松原純)
2018/03/10 10:14