今季新加入の辻正男が、6節の長崎戦で初めてベンチ入りし、63分に交代出場してJリーグ・デビューを飾った。その時点で鳥取は0-3とリードされており、最終的に1-3で今季初黒星を喫し、自身も見せ場を作れず。「チャンスをもらって何とかしたかったですけど、シュートを打てませんでした」と初陣を振り返った。
「監督に言われている運動量や守備、攻守の切り替えのところで、まだできていない部分が多い。攻守にわたって連動して動けと言われます。それができないと先発で出るのは難しい」と自己分析する一方で、「ボールに触ることはできて、すんなり試合に入ることはできた。やれるな、という感触はつかめました。これを続けて練習から100パーセントでやって、自分の武器である攻撃面を出していきたい」と語る。
今季の鳥取は攻撃陣の選手層が厚くなっており、ポジション争いは激しいが、次のチャンスをつかむべく意気込んでいる。
(鳥取担当 石倉利英)
2013/04/01 19:36